寝台特急【カシオペア:札幌→上野】
寝台特急カシオペア そう、今はもう定時運行していない寝台特急です。
が、今は富裕層向けのツアー列車として稀に運行しているそうです。
今回はそのカシオペアに乗った際の記録を記したいと思います。 2013年9月の回想になります。 JALマイレージ60000マイルをJALクーポン(90000円分)に変更したため 無料のマイル旅行です。
こちらが乗車券 飛行機で2時間もあれば羽田から新千歳まで移動できます。
このカシオペアは どれくらい乗車しているかというと
札幌駅16:12で、上野駅に着くのは9:25と 約17時間の乗車…。
札幌 発 1612南千歳 着 1645 発 1646 苫小牧 着 1706 発 1706 登別 発 1737 東室蘭 着 1754 発 1757 伊達紋別 発 1829 洞爺 発 1843 長万部 着 1915 発 1915 八雲 発 1951 森 着 2017 発 2018 函館 着 2106 発 2148 仙台 着 433 発 435 福島 着 536 発 538 郡山 着 615 発 617 宇都宮 着 750 発 752 大宮 着 900 発 902 上野 着 925
こちらが時刻表。
函館~仙台は青函トンネルです。
札幌駅の電光掲示板に記載が。
札幌駅にカシオペアが入線してきました。
乗車する人もしない人もカメラ・ビデオで撮影していました
。 美しいボディです。 今回乗車したのは ツインルーム。
階段で2階部分に上がると、部屋があります。
ソファベットがあるのが見えると思います。
そして向い側にも座席が。
そう、2人用の部屋になっているのです。
大人2人がゆったりくつろげるリビングスペース。
北斗星などは1名用の部屋がありますが、 カシオペアは2人用のみです。
カシオペアは1999年7月にできたとのことで、もう14年目になります。
けれど、とても綺麗な車両でした。 室内には洗面台、トイレ、TVモニター(BS)、BGM装置など ベッドはソファから変更できるタイプです。
ウエルカムサービスとしてソフトドリンク、朝刊、モーニングコーヒーがあります。
持ってきていただきました。 素晴らしいサービスです
試しにソファからベットにしたら このような感じになります。
さっそく横になり、空を見上げます。 北海道の大空を満喫しました。
カシオペアに乗って2時間ほど。
場所は苫小牧付近あたり。
18:30よりダイニングカーでディナーです。
こちらがダイニングカーの入口。
昼間のダイニングカーと比べ、この時間帯のダイニングカーは違った雰囲気です。
異国に行っているような錯覚も憶えます。
こちらが昼間 こちらが夜
メニューはフランス料理のコースもありますが、 今回は『カシオペア懐石御膳』にしました。 こちらがメニュー カシオペアがデザインされたワイン(小樽ワイン)と一緒に頂きます。
最後にカシオペアのお茶菓子 食後は部屋に戻り、休息。 4時間ほど走ったあと、函館駅へ。
函館駅では機関車が交換するので、外へ出ます。 すっかり夜です。
この機関車の交換は見どころらしく、ほとんどのお客さんが様子を見学してました。
その後、ラウンジカーへ 中はこのような感じです 行った当初、ほぼ貸切でした。
ムードがありますね。
車窓を見ながら物思いにふける旅人が多くいるのでしょう。
私もその1人です。
カシオペアの外観はこのような感じ。 最後尾の景色を見ることができます。 シャワーを浴びて、就寝したいと思います。
カシオペアは寝心地が良く、青函トンネルに入ったのも気づかず、6時間ほど。
もう栃木県あたりでした。
7:30からダイニングカーでは朝食が始まっていましたが 眠気に負け、そのまま上野へ。
9:25に定刻で到着。
函館新幹線により、寝台特急は廃止が危ぶまれているそうで、 九州の『ななつ星』のようなクルーズ列車にカシオペアもなるかもしれないそうです。 →廃止になりました。
横になりながら星空を眺めたり、 海や山の絶景を味わえて大満足。
旅情を味わえる寝台列車の旅 チケットの入手は困難ですが、 今はツアーがあります。 阪急交通社 憧れの寝台特急で往き、星野リゾートのホテルで寛ぐ(2・3泊目) カシオペア紀行 憧れの旅 4日 プレミアトレインお勧めです