日本人の貯蓄志向。総務省の家計調査報告から見えること。
以下は昨年度の平成28年度の結果(2人以上の世帯)です。
1世帯当たり貯蓄現在高は「1820万円」
前年に比べ0.8%増加し、4年連続の増加。
貯蓄保有世帯の中央値は「1064万円」
負債現在高は「507万円」で、前年に比べ1.6%の増加。
負債保有世帯の中央値は「1006万円」
まず「貯蓄」に関して
このブログを見てくださっている方は資産運用に興味がある方が多く
20~60歳台くらいが中心で80歳台以降は少ないと思っています。
つまり、勤労者世帯となります。
その勤労者世帯は「1299万円」とのこと。
そんなに?って
と思う方が多いと思います。
貯蓄保有世帯の中央値は「1064万円」
100万円未満も10%
4000万円以上も14%
貯蓄現在高階級別世帯分布(二人以上の世帯)-2016年- より引用
金融商品でいうと、定期預金が40%強、生命保険が20%強を占めています。
有価証券(株式など)は14%強ほどです。
貯蓄の種類別貯蓄現在高及び構成比の推移 より引用
定期預金などで貯蓄を増やしてきた世代(50代以降~)のもとで育った今の現役世帯には
iDeCoやNISAなど様々な制度が日本にはありますが
あまり投資でお金を増やすという考えが浸透しないようですね。
ゆうちょ銀行など大手銀行における1年間の金利が「3%以上」
今の日本では夢のようです。
節約しながらも、お金を使い、楽しい人生を送らないとですね。
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では、また。